2008年09月27日
只今改装中
この24日から工事に入りました!今日現在の状況がコレです。
・・・っちゅうてもブルーシートやから、良くわかりませんね。
前を壊して引き違いの4枚扉にするんですよ、古い民家のガラスドアを入れるんです。
畳屋さんみたいな感じになるのかな?
(言葉じゃ分かりにくいですよね~出来次第UPしますから)
気候の良いときは開け放ってます、まさに「OPEN BAR」です。
中はこんな状態です。
二人の大工さんの前にあるのがL字カウンターの基礎です。
画像じゃ分かりにくいですが、大工さんの前がL字の長い方で
右側の水色タイルの所がトイレでそこに向かって短い方が少し伸びるんです。
その短い方にタプローズ8年の樽を置くつもりですなんですよね。
樽の目方を心配して構造的なことを伺ったところ、かなり分厚い天板が入るんで大丈夫とのこと。
満杯時最低50kgくらいはある筈なんで少し心配になったんですよ。
やっぱBarはカウンターが命だから厚いのが入ると嬉しい・・・ホント素直に嬉しいです。
かなり狭い店舗なんですが前を開くことで狭さを感じさせない開放的な店になりそうです。
やっぱここにして正解でした!
イヤイヤ、この素材を最大限生かしてくれる内装屋さんの力ですよね。
結局ペンダントライトもアンティーク物の1点以外は
気に入ったモノが見つからなかったらしくて、創作してくれてます。
デザイナーの彼は鉄工が本職なんで無い物は何でも作ってくれるんですよ。(スゲ~じゃん!)
オイラとしては超楽しみです!
Bar Joker’s Wild は照明一つにまで「こだわって」「楽しんで」
・・・結局オイラ遊んでます!(これはまさに大人のテーマパークやな)
2008年09月21日
銀座の思い出

誤解があるといけないので最初に書いておきます、オイラは銀座で修行した訳じゃありません。
ただ一流のバーマンの仕事が見たくて、それだけ目的で夜行バスで東京に行ったんですよ。
天満卸売り市場の外れでアンダーグラウンドな三流Barを営みつつも
向上心だけは一流のつもりだったんですね。
老舗バー「クール」や当時上田和夫さんがいらした「資生堂パーラーロオジエ」
ゴージャスで重厚な「セント澤井オリオンズ」女性だけでは入れなかった「トニーズバー」
尾崎浩司さんの美意識があふれる「バーラジオ」(ココは青山だったかな?)
ホント素晴らしいBarばかりだった。
当然銀座だから値段もモノすごく高いんですよ、でも全く勿体ないとは思わなかった。
今まで本でしか見ることの出来なかった憧れのバーマンの仕事が見られて、味わえるのだから。
お店で儲けさせて頂いたお金は自分への投資・店のグレードを上げる為に投資していた。
この程度のお金は授業料と考えれば安いものだった。
その当時20代半ばのオイラは当然どこのお店でも浮いていた事だろう。
もちろん冷遇される事はなかったが「クール」でとても上品な年配のホステスさんに
ガチンコの接客されてとても困った記憶がある。
「大阪からいらしたんですか今頃は大阪城の桜も紅葉で綺麗でしょうね」とご婦人。
「・・・ハイ、多分綺麗だと思います」とオイラ・・・会話が続かない。
Barにホステスさんが居るなんて全くの想定外だった。
静かに飲んでればOKというオイラの常識は銀座では全く通用しなかったのだ。(笑)
昔嫁さんと個室で仲居さんが焼いてくれるすき焼き屋さんに行った時の気まずさを思い出した。
二人とも何を話したのか味さえ覚えていない、こういうモノには人生経験が必要なのだ。
それと思い出をもう一つ、ニッケルシルバーのシェイカーだ。
こいつはニッケルとの合金だがシルバーが入ってるので黒く曇る。
伺ったお店でも良く使われててステンレスとは違う柔らかい銀色がなんともカッコ良かったんですよ。
思わず衝動買いです・・・今回久しぶりに磨き直して鈍い輝きを取り戻しました。
ステンレスの3つは次の人のために店に置いていったんです。
でもこいつだけは手放せなくてオイラの手元に残ってる・・・それは銀座の思い出だから。
正直ちょっと軽くて好みじゃないんやけどね~
やっぱ値段が高かったからなぁコレ。(笑)
引越しを重ねてちょっと凹んでますけど、久しぶりにこいつにも働いてもらいましょう!
OPEN 10月20日位になりそうです。(あ~忙し!)
2008年09月17日
無用の長物製作中

休日を利用してメニューを作っている、カクテルのメニューだ。
以前はこんなの作ってなかった、そんなもの無駄だと考えたからだ。
Bar通いが日常の方なら当然好きなカクテルがあり、
もちろんカクテルを飲まない方もご自分の飲酒スタイルを持っておられる。
迷ったり新しいのを知りたければすぐ目の前にいるバーマンに聞けば良い。
そのために暇そうに立ってるのだ。
(オリジナルカクテルのメニューなら必要だろうが、無用の長物だ)・・・と考えていた。
たとえばメニューの中の「フレンチコネクション」の下に「アフターディナー・甘口」書かれていても
「ブランデー+アマレット・オンザロック」と説明されていても同じことだ。
アマレットがどんな風味で出来上がり度数が想像のつかないお客様には何の情報にもならない。
よく分からないで注文して(甘っ!キツっ!やっぱカクテルは良く分からんわ~)がオチである。
「お客様」も気の毒だが「フレンチコネクション」も災難だ。(笑)
じゃあもっと情報量を増やせばいいのか?
だったらカクテルのレシピ本を置いとけばイイじゃん、その方が写真もキレイだ。
ではなぜ今回こんなの作ろうと思ったか・・・
それは今までなじみのなかった方に興味を持って頂くためだ。
縁あってご来店頂いたのだから、決まったものだけじゃなくどんどん世界を広げて欲しい。
少しでも興味を持って頂く為に、このブログでも1ショットの容量や氷のお話を書いてきたのだ。
興味を持って頂くと言っておきながらメニューもないでは、なんかカッコつかないじゃないか。
でもあんまり開くことはないやろな・・・やっぱ無用の長物かな?
追記
お店にはサヴォイのカクテルブックやワールドバーテンダーズガイドも置いてます。
どちらも割と古い洋書です、ご興味おありの方はおっしゃって下さい。
もちろん全部英語ですけど「ステア」とか「シェイク」とか基本的な単語がわかれば
後はお酒の名前ですんで普通に読めちゃいますよ。
材料が揃うものならお作りいたしますんで、リクエストしてくださいね!
この2冊は前の店でお客様として良くいらした先輩バーテンダーTさんから頂いたものです。
この方は惜しげもなく色んな事を教えて下さいました。
今は独立されてキタ新地で楽しげなBarをされています。
またご挨拶に伺わなきゃ。
2008年09月14日
オイラの接客

オイラの家の近所にスタンディングバーがある、できて1年チョイだそうだ。
飲み歩いて終電で帰って来ても25時までやっているので何度かお邪魔した。
癒し系のマスターのキャラがウケているのか結構繁盛している。
そのお店は5坪ほどでカウンターに6人ほどと外に2人程並べるのでオイラの店と
さほど規模は変わらない。(立ち飲みだから詰めればまだ入るだろうけど)
この小さなカウンターにマスターともう一人バーテンさんがいる。
聞いたところ基本的にシェイカーは振らないのだという、ギムレットはジンライムになるのだ。
つまりそんなに手間の掛かるオーダーは受けないのに人間が2人もいるのだ。
高い店ならアリだろうが、「スタンディングで余分な人件費掛けるなんて」・・・思ったものだ。
オイラの店は2人掛けのベンチシート4つで合計8席、樽ウイスキー・タプローズの横が
少し空いてるんで、そこに立って頂いたとして合計9席。
カウンターに立つのはオイラ一人でシェイカーも振れば簡単なアテも作る。
カウンター内であんまりバタバタするのはいくら大衆酒場とはいえ見苦しいが
これ位の人数なら一人で充分やれると考えている。
彼らの仕事っぷりを見ていて気づいた、彼らにはお客様と話すという仕事があるらしい。
オイラには全然ない感覚だった、だから自分一人で充分出来ると考えたのだろう。
もちろん手が空いているときはお客様のお話をお聞きするしオイラの話も聞いていただく。
色んな人が集まる酒場・・・それはとても楽しい事だ。
だけどオイラは基本的にオイラと関わりじゃなく店の雰囲気やお出しするもの、
そして店の心意気を買って頂きたいと思っている。
こんな事書いちゃうと話しかけ辛いかしら?
どんどん話しかけて下さいよ、お酒はリラックスして話しながら飲むのが一番です。
ただどんな時でも皆様とお話出来る様な用意はしていないだけの事ですから。
まあ当分暇でしょうけどね~(笑)
2008年09月09日
Gin&Tonic

ジン&トニック・・・普通は&は入れずにジントニックと呼ばれることが多い。
オイラ好きなんだよね~これが!
現在国内で流通しているトニックウォーターはシュウェップス・ウイルキンソン・カナダドライの3社。
これにマイナーなカクテスや安定供給は難しいが輸入ものがある
オイラの知る限りではシュウェップスとカナダドライだ。
輸入物を手にすることがあれば原材料を見て頂きたい、そこには「キニーネ」の文字がある筈だ。
キナの樹皮から採取されるキニーネを配合した保健飲料として作られたトニックウォーター。
食欲不振やマラリア予防になると飲まれた、熱帯に植民地が多かったイギリスらしい飲み物だ。
そこで国産はどうだろう?大抵「果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料」である。
薬事法の関係でキニーネは清涼飲料水には使用できないと聞いたことがある。
国産のトニックウォーターにキニーネは入ってないのだろうか?
分からないことは聞けばいいじゃないか!
オイラはまずシュウェップスとカナダドライを製造しているコカ・コーラ社に電話を掛けた。
答えはどっちも元になるシロップを輸入して国内でソーダで割っているそうで
シュウェップスには薬事法に抵触しない程度、香料として微量含まれているという事だ。
またカナダ社はシロップの内容についての開示がなく、開示要求できない関係だそうだ。
だから含有の有無は確認不可能だという答えだった、おそらくシュウェップスと同じようなものだろう。
でウイルキンソンを製造しているアサヒ飲料は「使用しておりません」との事。
(さすが純国産、これはこれで潔いジャン!)
オイラのジントニックにどのトニックウォーターを使うかまだ決まっていない。
面白いんでブラインドテストで決めるつもりだ。
(昔はカナダを好んで使ってたんですけどね)
画像に使ったのはブラックライトを当てたトニックウォーターです。
キニーネはブラックライトを当てると発光するそうですよ、キレイですね。
(光るコイツは輸入物のカナダです)
こんなん見ると使いたくなっちゃうな~輸入物。
2008年09月05日
初公開!
これがオイラがこれから契約する店舗である。
この店舗一応マンションの1Fだが店の上に部屋はなく、横は駐車場の入り口といった具合で
ちょうどマンションの前に小屋の様に建っている。
約6坪、縦長の長い方が間口なんで面積のわりには広い間口だ。
「ここで開放的な店やろう!屋台みたいに気軽に入れるBar!」 イメージはすぐに固まった。
今日のことだ、現場で内装屋さんと打ち合わせしていると2人のお婆ちゃんが立ち止まって
興味深そうに店内を覗き込んでいる。
「なにができまんねんやろな?」「さあ~なんでっしゃろ?」と話す声。
外に出たオイラに「お兄ちゃん何ができますねん?」と声を掛けてくれた。
(後厄のおっさんもお婆ちゃんからすればお兄ちゃんなのだ)
「お酒を飲む所ですよ」 通じる自信がないのでBarという表現を避けた。
「あ~酒か、酒はあかんわ」というお婆ちゃんに
「まあそう言わんと飲みに来て下さいよ」と社交辞令をいうオイラ。
酒以前に手押し車のお婆ちゃんにウチのイスは辛かろう、ベンチだもの。(笑)
天六は繁華街であり住宅地なので通る方は後期高齢者世代も多い。
お婆ちゃん達はかつてこの店がパーマ屋さんだった時のお客さんだったようで
オイラがやるのがパーマ屋さんじゃなくて少しがっかりした様子だった。
店のお向かいが美容院なので「パーマ屋さんならここがありますやん!」といったが
「いや~あの先生が上手かったんよ」と言うのだ。
ここが美容室だとしてもその先生じゃないのに・・・余程良い印象が残っているのだろう。
15年前、ほとんどのお客さまに知らせないまま突然店を畳んでしまいました。
もう限界に来ていた自分の気持ちを上手く伝えられる自信がなかったんです。
屋号が変わってて全然知らないマスターが立ってて
来られた常連さんさぞ驚かれた事でしょうね、ホント反省しています。
自戒の意味も込めて今度はここで頑張りますよ~
この赤いテントの可愛いお店がどんな風に変わっていくか・・・
乞う、ご期待!
2008年09月03日
トイレの照明

これがオイラの店、Bar Joker's Wildのトイレの照明です。
天井じゃなくて壁にくっつけるライトです。
なんか渋いっしょ!トイレスペースが狭すぎて和式トイレを洋式には変えれなかったんやけど
精一杯カッチョ良くしてもらうつもりです。(洋式で座るとドアが目の前にくるのだ)
こんなんをヤフオクで探してくれるんですからホンマオイラにとって最強の助っ人なんですよ!
このテナントを初めてこちらの業者さんに見てもらった時、古いパーマ屋さんだったドアノブを見て
「これイイですね、これ外してトイレのドアに使いましょか?」と言われた時
マジで全身に電気が走った。
オイラの求めてたのはまさにこの感覚だ、実際ドアノブ代くらい浮かしてもいくらも安くならない。
でも偶然そこにあったモノとの出会い・・・そこから生まれる独特の雰囲気。
構造上取り除けないもの、また逆に残したいもの。
制約があってそれを越えるからこそ想定外の面白いのもが生まれるのだと思う。
潤沢な資金があり真っ白なカンバスに自由に絵を描ければ良い絵が描ける訳ではない筈だ。
オイラそんな内装屋さんを探してたんですよ。
ホンマ彼が男性で良かった、女性なら完全に恋してたと思う。(マジで)
結局そのノブを使うことはなさそうだが、それくらいの衝撃だった。
んでもってオイラが気に入っている周りの風景にもちゃんと気付いてくれて
昼間やのに「この街灯イイですね」と言ってくれた。
合う人とはとことん合うのだろう・・・実際エエんですよ!落ち着いてて、夜の雰囲気。
「イスじゃなくて簡単に腰掛けるような横棒みたいなのはどうですか?」と言われて
「僕も立ち飲みみたいな気軽な店にしたいから、そんなんでエエんです
それよりも僕が言う事から色んなアイデアを出してくれる・・・こんな感じで一緒に仕事できる業者さんを探してたんですよ!」と普段のオイラらしくない素直な感情が表に出た。
一緒に来て下さった女性の方も
「イスも工房で作る事もできますし、オークションでもお探ししますよ!」
と言ってくれた。(彼女が図面を引いてくれて、この照明も探してくれたのだ!)
どんだけ安く入手しても自分の利益にならんのに、オイラの予算のために動いてくれている。
このお二人に出会えてホント嬉しかった、ほんで勇気付けられた。
この店に負けないような仕事をしないとと気合が入る。
今月の24日から工事だ・・・オイラ11月で42歳、この歳になってこれほどワクワクすることがあるとは思いもよらなかった。



06-6358-2220
地下鉄天六駅③号または

